1株から何個収穫できるか?

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1株から何個収穫できるか?

ナスは一株から何個収穫できるかとカウントしている記録もありますが、これは品種による差が非常に大きいので一概に何個とは言えないところです。

基本的に家庭菜園などのように、春から夏にかけて育てる場合には一株当たりの数というのは、少ないように思います。生産者のようにハウスを使って長期間栽培することができると、大変多くのナスを収穫することはできます。この場合は、100個以上軽く超えるような数を収穫することができます。

しかし、これらの野菜全般に共通して言えることは、収穫できるようというのは重さであって、個数ではないということです。一つあたりが大きければ個数が少なくなりますし、小さければ数が多くなります。関東地方などでは有名な千両二号は小さめのナスでたくさんの実がなります。

九州地方を中心に栽培される長ナスは一つあたりがかなり大きいので、その分、個数は減ってくると思います。また品種によってナスの実の数が全く異なります。

沢山の数をならせることが出来る千両二号では一カ所から花が三個ずつ咲いてきます。それに引き換え、普通の品種では一カ所から一本の花というものがよくあります。

またさらに、米ナスなどのように大型のナスの場合には、花の数自体が大変少なくなってきます。これは大きくしないことにはとても他のナスには太刀打ちできません。


なすの収穫個数の一例

  • 米ナス(地植え)・・・15本程度
  • 米ナス(プランター)・・・3本程度
  • 固定種のナス(地植え)・・・10本程度
  • 固定種のナス(プランター)・・・5本程度
  • 千両二号ナス(地植え)・・・20本程度
  • 千両二号ナス(プランター)・・・10本程度
  • 水茄子(地植え)・・・2本程度
  • 水茄子(プランター)・・・0本程度
  • 加茂茄子(地植え)・・・10本程度
  • 加茂茄子(プランター)・・・3本程度



  • 失敗したものもありますが、あまりちゃんと管理、手入れしていないもので露地栽培で何もビニールをかけずに、マルチも張らずに作ってみた結果はこんなものでした。

    おそらく、もっと手入れをすれば増えると思いますが、プロの方の畑と比べるとあきらかに5倍くらい違いそうです。

    理由は、管理方法もあると思います。品種、接ぎ木苗かどうかもあると思います。

    それにしても、上の例はひどい結果です。

    接木苗をつかって、株間をしっかりととり、光を当てればかなり収穫アップになると思います。


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