ナスの漬物の作り方

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ナスの漬物の作り方



ナスの漬物のレシピですが、ナスは漬物の王様だといえます。

ナスの漬物はスーパーなどで見てみるとわかりますが、非常に数多くたくさんあります。また、漬物専用の小さいナスというものも作られていたりして、各地方、各ご当地もののナスの漬物などというものもあったりします。

ただ単に透明な漬け汁に漬けるだけの漬物から、味噌漬けのようなものまで様々な幅広い漬物があります。これはナスがほどよい触感と水分を吸収しやすいという、スポンジのような特徴を最大限に生かした食べ方だと思います。

昔は夏場の一時期しか取れなかったのでそれを保存しておくという意味でも、大変意義のある調理法なのだと思います。ナスの漬物の作り方で、伝統的なものは1年以上寝かしておいたりするものもあります。これだけの長い時間保存しておくこともできるということですので、大変優れた保存食であるといえます。


水ナスの漬物のレシピ

材料・・・なす(2本)(水茄子以外でも可能)、水(200cc)、砂糖(小さじ1)、リンゴ酢(小さじ1)、発酵調味料(本みりん)(小さじ1)、塩(小さじ1.5)、旨味調味料(少量)、焼きミョウバン(規定量、なくても可)

  1. 水(200cc)、砂糖(小さじ1)、リンゴ酢(小さじ1)、発酵調味料(本みりん小さじ1)、塩(小さじ1.5)、旨味調味料(少量)、焼きミョウバン(規定量、なくても可)を混ぜて、沸騰させてから、冷ましておきます。
  2. なす(水茄子以外でも可能)を洗って、皮に切れ目を入れて漬け汁に入れます。ジッパー付きの入れ物に入れて、空気を追い出して密封します。漬け汁が少量でナス全体に行き渡ります。
  3. 冷蔵庫に入れて1日から数日程度で食べれると思います。皮が厚い、浸かりにくい茄子の品種の場合は時間や皮に入れる切れ目の数や深さを調節してください。
  4. 日持ちはあまりしませんので、お早めにお食べください。
ナスの漬物レシピ
水茄子ではなく、千両二号茄子と米ナスです。
果たして、ちゃんと漬かるでしょうか?

ナスの漬物レシピ
切り込みを入れます。

ナスの漬物レシピ

ナスの漬物レシピ
空気を追い出し、冷蔵庫で保管します。

ナスの漬物レシピ
完成です。
1日経って漬かっていなければ、切ってから再度漬けるとすぐつかります。
米ナスは切っても、ちゃんと漬かりませんでした。食べても皮が分厚いので大変です。
皮が薄く柔らかいナス、漬物用のナスがいいです。

水茄子の漬物は有名です。透明な汁に浸かっていて浅漬けのものが丸ごと1個づつ売られています。贈答品などにも使われています。

贅沢品としても、水茄子の丸漬けは有名ですが、家庭で簡単にできるようなレシピを考えてみました。

発酵調味料というのは、あるものでなんでも良いと思います。好みに応じてすきなものを、決めていくといいと思います。例えば、本みりんも、アルコールが入っていない、みりんも発酵調味料です。塩麹も発酵調味料です。調味料の種類によって漬け汁の味を確認しながら、分量を調整していくといいと思います。

うま味調味料はグルタミン酸などの調味料でもいいですし、天然のダシ系の溶かし汁でも合いそうなものがあればいいと思います。

ミョウバンは焼きミョウバンというのが茄子の色抜け防止のために売られています。それだけのためですので、見た目にこだわらなければ無くてもいいと思います。




どうして、水茄子を使うのか?漬物用のナスがあるのはなぜか?それが分かりました。米ナスを漬けてみると、ほんとうにナスの種類によって、向き、不向きの料理方法があるのだと分かります。手に入らなければ、水茄子でなくてもいいと思いますが、柔らかい品種を選び、切って漬けるなり、塩もみをして漬けることが必要かもしれません。

市販されている水茄子の漬物に使われている水茄子は意外と皮が厚かったです。他にも、、もっと柔らかいナスがあると思います。

浅漬であるため、丸ごとつける場合、中味の方まで十分に塩気がいかないため、日持ちはほとんどしないと思います。普通の浅漬と同程度で、なるべく早めに食べることをおすすめします。















千両二号を使ったナスの漬物のレシピ

水茄子の漬物を千両二号ナスで作ったらどうでしょうか?

皮が柔らかく、実もほどほどに柔らかい、水分も適度にあります。このようなナスなら漬物にも向くと思います。
念の為に、前回よりは漬かりやすいように予め切ってから漬け込むことにしました。

丸ごと漬けるのは見た目のインパクトはあるのですが、中までしみ込まない、あとでどうせ切ることになりますので、家庭で作るには、さほど意味をなさないかもしれません。


材料・・・ナス2本、リンゴ酢40cc、酒20cc、水60cc、塩小さじ1、砂糖小さじ4、粉末だし(少量)

千両二号です。

皮も実も柔らかくて安くて、何にでも合います。最高にいいナスだと思います。
皮が薄いのがわかります。
さらに、柵に切っておくと漬かりやすくて、短時間で漬物を作ることが出来ます。
かなり水々しいナスです。

千両二号といえどもかなりの水分が出てきます。

完成する頃には、少しつけ汁が薄まる感じになると思います。
リンゴ酢、水、酒、塩を混ぜあわせます。
砂糖に精製前の茶色い砂糖を使用しています。
粉末ダシを入れると味がしまります。

入れるダシによって、違う漬物になりますので、色々とベストなダシを探してみると面白いかもしれません。
やはり、漬ける時はジッパー付きのビニール袋が有利です。

少ないつけ汁でもまんべんなくナスに行き届きます。
これくらいのつけ汁しかありませんが、空気を抜いてチャックを閉めて密封すると、
横にすれば全体に汁が行き渡ります。

あとは、冷蔵庫で2、3日で完成です。途中で裏返して、上下両方がつかるようにします。
完成です。

日持ちはあまりしませんのでお早めにお食べください!


最初のナスの漬物のレシピに比べると、漬け汁が酸味重視で、甘めに作られています。みりんの有無もあります。

ようするになんでもありです。汁を舐めてみて、ちょうどいい+少し濃い感じで作っておくと、ナスが漬かる頃にはちょうどいい味になっていると思います。

各家庭のオリジナルのナスの漬物を作ってみてはいかがでしょうか?


*本サイトのレシピは注意して記載していますが間違い等ある場合がございます。調理する際はご自身の判断と責任においてご実施をお願いします。




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