石ナス、ボケなす
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石ナス、ボケなす
ボケナスという言葉がありますがこの言葉の語源は、ナスの障害の一つです。ナスは暑いのが好きですが、あまりにも夏場高温になり過ぎると着色不良となり、色がしっかりと黒くなりません。
このような状態を夏ボケ果かといいます。このような状態は、色ボケナスとも言われたりします。こういったことからあまり良くない状態のことをぼけなすなどといって、比喩することもあります。
また同様にして石ナス果というのもあり、本当に石のように硬くなってしまう障害があります。これはやはり何らかの理由でナスが成長できなくなったときに、小さい状態でなおかつとても硬くて食べることができないという状態になってしまいます。
これらは両方とも商品として販売するには全く役に立たないということからそういった何か悪いもののたとえとして使われているようです。
しかし、今の改良品種ではあまりそういうナスはできないように作られています。これがすごいところです。